【制作】小冊子が出来るまでをまとめてみた!

なかむら
どうもどうも、なかむらです

夏のコミティアに向けて準備を始めたこともあり、今回はなかむら流の設定資料集やSS集といった小冊子(本)を作る過程をざっくりまとめてみようかと思いました。

ご興味があれば読んでみてください!

Step1:内容を決める


よっしゃ~~~~~本を作るぞ~~~~~~!!!!

と、決めたら……まずは、どんな内容の本を作るのか考えます。

  • 設定資料を集めたものなのか
  • ショートストーリーを集めたものなのか
  • イラストを集めたものなのか

乙女ゲームは、初回限定版に小冊子が同梱されることが多々あり、ゲームをリリースする度に小冊子を作ってきましたが、これ本当に毎回、悩みました。

せっかく通常版より高いお金を出していただくのだから、お金を出した甲斐があったと思って欲しい。

そのためには、どうしたら満足してもらえるか、何が読みたいか、どんな内容なら面白いかを考えながら作るようにしてました。

初回限定版の小冊子を手にしてくださる方って文字を読んでも苦痛じゃない方だと思っていて、だからこそなるべく文字数を多くしてボリュームを出したいと思っていたんですよね。

それこそ……こんなところまで文字あるんか!!! って(笑)

設定資料集だったら未公開素材の量と文字数を重視し、SS集だったらゲームをプレイした後に読むと心に残るような物語を重視していました。

本って動画や音楽と違い、読むのに時間というコストがかかり過ぎますよね。

それでも作品を好きだから読みたいって方が手にしてくださるものだと思うので、楽しんでもらえる本を作りたいとやたら気合が入ってしまいます。

そんなこんなで、内容を決めたら次の段階へ!

Step2:仕様・予算を決める

内容を決めたら次は、仕様を決めます。

  • フルカラーなのかモノクロなのか
  • サイズはどうするのか
  • 表紙の加工は何にするのか
  • 何ページにするのか
  • 左開き・右開きどちらにするか
  • 中綴じか無線綴じのどちらにするか

予算との兼ね合いをみながら、どんな仕様にするか決めていくのです。

あにぷらで冊子を作成する時は、印刷会社のサイトを見ながら、デザインを担当するスズキと相談しながら決めています。

予算が許すならどこまでも豪華仕様にしたいのですが、制限があるからこそ選択肢が狭まり、決めやすくもあります。

仕様を決めたら次の段階へ!

Step3:台割を決める

決めた仕様を元に、台割……つまりページ構成を考えます。

なかむらの場合、ノートにページ数分の四角い枠を書き、その中に大体どの情報を配分するか決めていきます。

こんな感じ!

この段階で、なんとなくデザインイメージも固めます。

今回はポップなデザインでいこうとか、スタイリッシュにとか、雑誌風に……! 等々、コンセプトを決めたうえで、ページ構成を考えていったほうが、情報配分を考えるうえで指針ができます。

わかりやすところだと音楽雑誌風と決めた場合、本屋に行きイメージに近い音楽雑誌を1冊買ってきて、ページの並びを研究します。

音楽雑誌の場合……

もくじ

特集アーティストの見開き写真

特集記事の概要

メンバーインタビュー

メンバー個別インタビュー

といった感じで、大体順番が決まっているので、参考にしながらページ配分を考えた方がイメージに近いものが作成できます!

台割を考えながら、必要な素材も確認しておきます。

小冊子作りになる素材は、2つ!!!!!

  • イラスト
  • テキスト

これだけです!!!

この時、イラストの使い方や、大体のテキスト配置と文字数も想定しておきます。

ここにこのくらいのイラストを使えば、余る余白はこのくらいだから、文字はこのくらいにしよう……といった感じですね(漠然)

ただ……

「文字をたくさん入るぞ~~~!!」と気合いを入れていると、スズキに「文字が多いと1文字当たりの文字サイズを小さくしなくてはいけなくなって読みにくくなるから文字数は考えて」と注意されるのです(´;ω;`)

読みやすいは大事ですよね!

そんなこんなで台割を考えたら次の段階へ!

Step4:素材を集める

ここでは、地味に必要となるイラスト素材やテキスト素材を集めます。

イラスト素材は作った台割を元に、ページ数分だけフォルダを作ってそこにぽいぽい入れていきます。

テキスト素材は、これまた作った台割を元にページ数ごとにまとめて文字を書いていきます。

当たり前のことですが、ここで誤字が多発すると、デザインチェックの時にデザイナーをブチギレさせるので、しっかり校正はしましょう(当たり前だ)

なかむら的にはこのテキスト素材を作るのが、本づくりのハイライトですね。

入稿当日までSSを書いてたこともあって……余裕を持った制作進行を心がけたい……orz

素材が準備できたら次に段階へ!

Step5:デザイナーに発注する

素材をデザイナーに渡します。

その際、デザインのイメージがあれば資料もまとめて渡します。

資料と言っても大それたものではなく、ネットでイメージに近い画像を集めてフォルダにぽいぽい入れたものです。ただこれ、発注先によって異なると思うのでご注意ください!

どんな資料があれば十分か、聞いた方がいいと思います。

「お任せで!」と言ってデザイナーにデザインを丸投げして、出来てきたものを見て「なんかこれイメージと違うから直して」は、ぜっっっったにやってはいけません!!!

少しでもイメージがあるなら、資料を作って渡しましょう!!

これ本当に大事!!!

イメージ資料を渡しておいたら、イメージが違った場合、指摘すればいいのですが、イメージ資料がない状態でお任せの場合、あがってきたものに対して文句は言えないのです。

テレパシーなんか使えないので、頭の中にあるイメージを相手に伝えることは難しい。だからこそ、なるべく資料があった方がいいのです。

イメージがまったくないなら、お任せでいいと思います。

でも、その時はイメージが違うから直してはやめましょう。

マジで叱られますし、外注先に対してこれをやったら追加費用が発生する場合もあります。

発注したら次の段階へ!

Step6:校正する

デザイナーからデザインがあがってきたら校正します。

イラスト素材の使い方が間違ってないか、解像度が低くないか、誤字はないか……すみずみまで目をこらしてチェックします。

間違いがあったら直してもらって、直してもらったものを再度チェックして……これで大丈夫だ! と思えるまでチェックします。

それでも目をかいくぐって誤字が出てしまうのは本当に不思議です。
なんで、あの時気づかなかったんや~~~~~!!!! と絶叫しますよね。

校正が終わったら次の段階へ!

Step7:入稿する

この辺は、デザイナーのスズキに任せているので、入稿しました!!! でおしまいです。

役立たずですみません(´;ω;`)

入稿を終えたら、やっと一息ですね。あとは本が送られてくるのをわくわくしながら待ちます。

Step8:本の完成

入稿してからしばらくすると完成した本が送られてきます。

毎回、箱を開ける時はわくわくしますね!

本を一冊取り出して、ぺらぺらめくると紙の匂いがして、本作ったどーーーー!!! って、踊り出してしまうことも。

うほほい!! うほほい!! うほほいほい!!!

作った本を手にしていただき、読んでいただいて、感想をもらった時は、毎回、作ってよかったと思うし、また作ろうと思ってしまいます。

あれは麻薬みたいなものですね。

こんな素敵な気持ちを、いつも皆さんにもらっていて、ただただ感謝するばかりです。

ありがとうね。

調子に乗ってまた作ってしまうよ。

ありがとう!!!!!

まとめ!!!!!

こんな感じで毎回、冊子というか本を作っています!

本作りは時間がかかるけど、とても楽しいです(*´ω`*)

前に一度、どうしてもコピー本を作ってみたくて、作ったこともありました。
テキスト書いて、デザインしてもらって、校正して、コピーして、真ん中をホチキスで止めて。
手作り感があってとても楽しかったです。

電子書籍化が進む昨今ですが、同人ではこういう本を作る文化はなくなって欲しくないと思います。

作れる機会があったら作っていきたいと思うので、見かけたらよろしくお願いします(突然の宣伝)。

なかむら
1時間で記事書いて、アップするのに30分で出来るようになってきたので、これを続けていきたいですな。それでは~
  ゴリラのぼやき: そのうちボドゲのこと書きたい。TRPGも興味ある。

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